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転職で成功する人とは|500人以上面接した人事担当者が見た現実

これまで国内の上場企業からベンチャー企業、同族企業の中小企業などを渡り歩いてきた筆者が、延べ500人以上の中途入社を希望する転職者の面接を行ってきた経験をもとに、「転職で成功する人」の特徴をまとめてみました。

これから転職を考えている人に、どんな人が転職を成功させているのかのヒントにして頂ければと思います。

早速、見ていきましょう。

自分の強みを生かせる職場に転職している

転職活動に入ると、転職サイトや転職エージェントから紹介される案件を眺めながら、「こんな仕事をしてみたい」、「この仕事、興味あるかも」といった感じで、「仕事内容」を選別していくことが多いかと思いますが、転職が上手な人は、その前の段階として、「自分の強みが生かせるかどうか」というポイントをとても重要視しています。

それは、これまで勤めてきた業界での専門的なノウハウや経験、業務経験があるというだけでなく、入社する会社で、自分の持つ強みが発揮できそうかどうかという点を見極めているのです。

例えば、前職で優れた成績を残して転職してきた営業職の人で、結果が残せた人と残せなかった人を比べてみますと、結果が残せた人は入社するにあたって、転職先の営業部の人員構成、会社の業績動向、商品開発部や品質管理部のバックアップ体制、経営者の経営方針などを、かなり細かく面接のときに質問してくる傾向にありました。

こうした細かい点を質問することで、その会社で本当に自分が成果を挙げることができるかどうか、パフォーマンスを発揮できる体制が整っているかといったことを、事前に確認しているというわけです。

会社の名前ではなく会社の強みや事業特性を見極めている

転職で成功する人は自分の強みを生かせる職場を選ぶ一方で、会社の強みや事業特性について、かなり冷静に分析しています。

例えば、一般的にはそれほど知られていないものの、ある業界では、国内外でトップシェアを誇る商品を幾つも保有している、特定のエリアや国で抜群の知名度を誇っている、ビジネスモデルが秀逸など、その企業の他社にはない優位性について、事前にしっかりと調べてきています。

そうした強みのある会社は、業績も年々拡大していることが多く、また、好景気・不景気の影響を比較的、受けにくいといった特徴もありますので、入社前に丁寧に調べてさえおけば、少なくとも失職やリストラの憂き目に遭うといった転職失敗の確率はぐっと下げることができます。

転職活動中に接触する人を注意深く見ている

「地獄への道は善意で舗装されている・・・」かどうかは分かりませんが、一見、イメージの良さそうな会社でも中に入ってみると、そうでもない・・・ということは決して少なくありません。

では、そうした転職先に転職してしまわない秘訣はあるのでしょうか?

その答えを探るべく、筆者の知人で数多く転職をしながらも、確実にキャリアを積み重ねている優秀なビジネスマンに、過去に、内定を貰いながらも、”転職しようと思わなかった企業”について、辞退を決めたポイントについて、尋ねてみました。

すると返ってきた答えは、転職活動中に接した人々に対しての感触に「違和感」を感じるかどうかというものでした。

例えば、面接官が上司に対して異常ともいえるほど気を使っている・・・、面接のときに競合他社に対する罵詈雑言を重ねる、人事部の対応が杜撰・・・などなど、細かいところに違和感を感じないかとをチェックしているとのことでした。

給与の条件がいい、労働条件がいいといったポイントばかりに目がいって、そうした違和感に目をつむってしまうと、入社後に”こんな会社だととは思わなかった・・・”ということがあったりするそうです。(現在のキャリアには満足している彼も、20代の最初の転職では痛い目を見たとのこと・・・)

筆者自身の転職経験からも、確かに、何か”おかしい”と直感的に感じた違和感は、入社後に、その直感が正しかったことに気づかされたことは少なくありませんでした・・・。

転職で成功するためには、転職する前に、その会社で勤めている人を注意深く観察するというのも重要なポイントです。

会社への調和と距離感のバランスを心得ている

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。・・・」そう語ったのは、あの夏目漱石ですが、この言葉ほど中途入社をする転職者への金言はないかもしれません。

なぜなら、転職者は、その会社の新卒上がりの”プロパー組”と上手に付き合う一方で、結果を求める上層部からの期待に応えつつ、さらに、取引先に対しては、細心の注意を払って相対しなければならない存在だからです。

つまり、転職先の会社でうまく同僚や経営陣と”調和”しながらも、中途入社組として距離感を保ちつつ、謙虚にしたたかに成果を挙げるというバランスが必要になってくるのです。

逆に言えば、そうしたバランス感覚を身につけることができれば、きっと転職先で成果を残しつつ、自分の居場所を確保することができるはずです。

人に頼る技術に長けている

中途入社組である転職者が、転職先で結果を出すために、自分一人だけが頑張っていればいいということは、まずありえません。

四六時中、飛び込み営業ばかりをしている営業マンですら、経営陣や総務、営業後のフォローをしてくれるスタッフの支えなしでは、満足な結果を出し続けることは不可能です。

つまり、雇用者として雇われ、結果を出すためには、社内スタッフと上手く人間関係を築けるというのは必須のスキルと言えますが、もっと言えば、社内スタッフがサポートしたいと思えるような人は、結果が出やすいと言えます。

そして、それを裏付けるかのように、転職に成功している人の多くは、人に頼る技術に見事に長けている人が少なくありません。

例えば、筆者が当時勤務してきた会社へ転職してきた経営企画職のAさんは、まさに人に頼る達人のような人で、転職者として間もない頃から、何よりも欲しい自分の手柄は後回しにして、各部門の力のある担当者に上手く頼りながら、案件を次々と成功へと導いていました。

筆者が見て、Aさんが優れていると感じたところは、決して自分が主導権を取るわけでもないものの、信念をもって、粘り強く取り組み、そして、Aさんの仕事に関わる周囲の人からサポートしてあげたい!と思わせるような人間的な魅力を持ち合わせていたことでした。

仕事への情熱、人間的な魅力、そして、人に頼る技術が揃うと、転職の成功はぐっと確率が高くなると言えます。

失敗のリカバリーが早い

転職後に、成功する人と失敗する人を比べて、筆者が最も大きな差を感じるポイントを挙げるとしますと、この「失敗のリカバリー」になるかもしれません。

なぜなら、人は誰しも、大なり小なり失敗をしてしまう生き物だと思いますが、そのリカバリーの早さや失敗への対処方法に、その人の本質的な価値観や考え方が出てしまうということが少なくないからです。

失敗を認めない人、失敗を取り繕うのに必死になる人、失敗を隠そうとする人、失敗を認めてすぐに修正する人、失敗から学び対策を打つ人など、失敗に対する反応は本当に人それぞれですが、転職成功者の多くは、失敗を認め修正し、立て直すことに関しては、スピード感を持って対処する人がほとんどでした。

逆に、失敗を認めなかったり、隠そうとする人は、周囲からの信頼を失ってしまうのか、徐々にパフォーマンスが落ちていくというケースが少なくありませんでした・・・。

失敗への対処は、転職者がその会社で成功できるかどうかの一つの試金石と言えるのかもしれません。

変化に柔軟に対応できる

「最も強い者が生き残るのではない。最も賢い者が生き延びるわけでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」と語ったのは、進化論で有名なチャールズ・ダーウィンですが、この言葉は転職者にとっても至言です。

転職者が転職先で失敗してしまうパターンには幾つかのパターンがありますが、転職先の職場に馴染むことをしようとせず、自ら成功の道を閉ざしてしまうという自滅パターンがあります。

特に前職で有名な会社に勤務していて成果を上げていたり、あるいは、資格や技術などのバックボーンがある人が、自分のやり方や考え方こそが善であると言わんばかりに、それまでのやり方に固執し、新しい転職先で馴染もうとしないのは、典型的な失敗パターンです。

何も新しい会社に”迎合”することが成功の条件というわけではありません。

名著「ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)」にあるように、一見、外部からは不合理のように見えながら、実はそこに競争力があるという会社が存在する通り、外部要因が複雑に絡み合っているビジネスの現場では、何が正解で不正解は見極めるのは極めて困難です。

であるからこそ、まずは、新しい転職先の”流儀”に適応し、そして、自らの幅を広げるための”変化”が大切で、そして、そうした変化を厭わない転職者こそが成功を手繰り寄せることができると筆者は感じています。

まとめ

「転職で成功する人とは|500人以上面接した人事担当者が見た現実」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

最後に、転職での成功の定義について言及しておきたいと思います。

転職の成功の定義は人それぞれだと思いますが、筆者は「気持ちよく働けて、そして自分なりの成果を上げ、転職先や社会に貢献できること」だと考えて、今回の記事を執筆いたしました。

今回の記事が、これから転職を考えている人にとって、少しでも参考になれば、幸いです。

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。

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