残業が常態化している会社に勤務していると、頭を悩ますのが「残業の断り方」ではないでしょうか。
そこで、今回は上司に「そ・・そうか・・・」と快諾してもらえる残業の断り方を紹介したいと思います。
今回の記事はネタ記事になっています!
1.今日はこれからバーニャカウダを作ることになっていまして・・
どんなに周囲から無能呼ばわりされている上司でも、バーニャカウダが手のかかる料理で、完成までに途方もない時間が必要なことは知っているはずです。
そして、その日、丹精込めて作られたバーニャカウダを口にする人が、どれだけハッピーな気分に浸ることができるかも、想像できないわけがありません。
ん?バーニャカウダを作ったことがない?
そういう方は、クックパッドで手のかかる料理を見て、自分が作ることができて、とびっきり手のかかりそうな料理を残業の断り文句に使いましょう。
ミルフィーユロールキャベツなんかも素敵だと思います。
2.最近、この時間になると原因不明の耳鳴りに悩まされていまして・・・
残業を断るのが一回限りということであれば、「今日は風邪で・・」・とか、「今日は体調不良で・・・」という断り方も有効ですが、何度続けても不自然でなく、そして、「次の日に病院どうだった?」と聞かれて、アタフタするリスクのない残業の断り方こそが、真のプロフェッショナルな残業の断り方になります。
そういった意味では、原因不明の耳鳴りによる残業の断り方は、まず、病院に行く”あて”がないことを匂わせつつ、さらに、「最近、この時間になると・・・」というキーワードを盛り込むことで、うだつの上がらない上司に、「また明日もあるかもしれない・・・」ということを暗に連想させることができます。
認知心理学的には、プライミング効果とよばれる効果を盛り込んでいまして、今後、継続的に残業を断る方向で考えている人には、是非、憶えておいて欲しい上級テクニックの一つになります。
なお、万が一の時に備えて、耳鳴りを”自然に”発生させるために、大音量で聞いても音漏れしないヘッドホンを用意しておくといいでしょう。
3.名言風に伝える
ビジネスにご執心の上司であれば、ビジネスで大成功した著名な人の格言や名言に耳を傾けないはずがありません。
今回は特別に、筆者がこれまで実践した中で、特に効果があった名言風の残業の断り方を、厳選して紹介したいと思います。
「ステイ・ハングリー、ステイ・ノー・ザンギョウ」(スティーブ・ジョブズ)
ジョブズの名言は、暗に、「お腹が空いたので帰りたいです・・・」ということも伝えることができますので、普段は目の上のたんこぶな上司でもその気持ちを”察し”てくれて、きっと「お疲れ様」と優しく微笑みながら、声を掛けてくれるはずです。
折角なので、もう一つだけ紹介しておきましょう。
「残業を断るのは、1%のひらめきと99%の努力である。」(トーマス・エジソン)
残業を断ることにも多大な努力が必要なことを上司にしっかりと伝えることができる名言中の名言です。
しかも、ひらめきを1%残すことで、前から残業を計画していたわけではなく、あくまで突発性であることを暗に上司に示唆することができます。
ビジネス界の巨人の力を借りて、名言風に残業を断れば、上司もきっと納得してくれるはずです。
4.最近、ボランティア活動に力を入れておりまして・・・
人間の善意の心がどれだけの人をこれまで救ってきたかということは、わざわざ筆者が説明するまでもないことですが、その最も代表的な活動がボランティアです。
重い荷物を抱えている老人に救いの手を差し伸べる、幼い赤子をベビーカーに乗せた女性が長い階段を前にして茫然としているのを見つけてエレベーターまで誘導する、小さな子供が風船を木に引っ掛けて困っているときに、勇敢にも木に登り風船を取ってあげる、そして、コンビニで募金するといったボランティア活動をするためであれば、胸を張って残業を断ることができるはずです。
何かあれば、コンプライアンスを口にする上司であれば、きっと、ボランティア活動による社会貢献が持つ価値の大きさに、きっと理解を示してくれるはずです。
5.今日は現地調査に行ってきます!
ビジネスには成否を左右する大切な要素が色々ありますが、中でもマーケティングが重要であることは、死んだ魚のような目をしている上司でも知っているはずです。
そして、現実のマーケティングは、机の上で座っているだけでなく、自らの目や耳、口、鼻、手、シックスセンスなどを使って体験するということが何より大切であるということは、賢明な読者の皆さんであれば、既にご存じの通りです。
「今日は、これから現地調査に行ってきます!」
これほど、声を大にして上司に伝えることができる、残業の断り方があるでしょうか。
もちろん、”現地”がいつもの飲み屋だったり、贔屓にしているスポーツチームのスタジアムであるということは、伏せておく必要があるのは言うまでもありません。
まとめ
『上司に「そ・・そうか・・」と言わせる残業の断り方5選』と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回、ご紹介させていただいた方法を使えば、上司に不信感を持たれることなく、残業をスムーズに断れることを筆者は確信しています。
読者の皆様の健闘を祈ります!